あがり症で上手く喋れない!無駄な努力はやめよう
人前で上手に喋ることができたら…、私のようなあがり症の営業マンにとってはもっとも手に入れたいものの一つではないかと思います。
仕事(ビジネス)全般においてあがり症は何一つ良いことはなく、大きなマイナスになります。
とりわけ、営業職というのは、相手への印象がとても大切になります。
印象が悪いと、契約がまとまらなくなることもあり、自分にとっても会社にとっても不利益を与えることにもなりかねません。
それだけに、あがり症の営業マンの悩みは深刻だと思います。
私もこれまであがり症で上手く喋れないためにどれだけビジネスチャンスを逃してきたことか…。
子供の頃はクラスで一番の人気者に憧れ、大人になってからは会社で一番トークが上手い先輩に憧れていました。
今思うと、いきなりそんな都合よく相手を魅了するような喋りができるわけないんですよね。
私の場合は、これまで単に憧れているだけで、上手く喋れるようになるための努力も工夫もしていませんでした。
いつか上手に喋れるようになったらいいなぁー、と虫のいいことばかり考えていたんです。
理想だけは高くて完璧主義だったせいか、失敗して恥をかきたくないという思いから、人前であまり喋る経験をすることなく今に至ってしまったのです。
そんな私が社会人になったからといって、いきなり人前でうまく喋れるわけがありません。
営業でのプレゼンやスピーチになると、当然あがってしまい緊張から足や声が震えたりと本当に嫌でした。
今はzoomでのプレゼンがあり、緊張しないかというとそんなことはなく、通話で余計に緊張してしまうということがあります。
いずれにしても、上手く喋ろうと思うほど、失敗したときのダメージが大きくなり、それがあがりにつながってしまいます。
あがり症の対策は、入念な準備だけでは不十分。やはりメンタル面があってはじめて知識やスキル、準備も生きてくる…。
そもそも、上手に喋らなければならないと考えること自体、大きなストレスになってしまうんですよね。
社内でも客先でも緊張を強いられて気持ちに余裕がない状態は、自分であがりやすい方向に向けていたなと今になって思います。
相手が求めているのは上手なトークではなく、正確でわかりやすい情報と、お客様に対する誠意だと私は思っています。
だとしたら、どうすればもっとわかりやすく説明ができるのか、何を伝えるのか、ということにフォーカスすることが重要。
営業でお客様が興味を持っているものも、人前でのスピーチにおいても話の内容なのですから。
期待もされていないないの、上手く喋ろうとするのは、相手のためというよりも自分の満足感を満たすための行為。
そして、勝手に失敗したのをきっかけにあがってしまうのは、全くの無駄な努力です。
児島弘樹さんのあがり症改善プログラムでそれに気づいたとき、私は心がスッと軽くなりました。
ちなみに、児島弘樹さんのあがり症改善プログラムでは、メンタル面のブロックを外しながら、マインドセット(心構え・考え方)や実践的な知識・スキルを学ぶことができるので、私のような営業職の人にこそ役に立つと思います。